RB2 第1次欧州戦の新兵器であった「タンク」を真似て、我が帝国陸軍が研究用に試作した2号機である。(1号機:RB1) 塹壕戦における歩兵支援のため、最前線を縦横無尽に走り回り、右に左に機関砲を撃ちまくる。 塹壕や落とし穴等に車体の一部が落ち込んでも容易に脱出できるよう、上下の区別なく走行できる。 ワイヤーリモートコントロール。 大きさ 全長11p(ポッチ)、全幅7p、全高11p(武装・突起部除く) 武装 2p回転式4連機関砲2門、1/2p回転式機関砲2門 |
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構成 (写真は履帯を片方はずしたところ) 車体上下の転輪と前部の駆動輪で三角の形になります。 (駆動輪のある方をいちおう「前」とします。 ブロックの組み方は普通の上下とは逆です。 モーターへの電源供給ワイヤーは車体の下につける形になります。 …どちらが上でも下でもいいようなものですが。) RCXにセンサーをつけて前進・停止・後退を制御するプログラムは: |
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転輪と駆動系 (上下の転輪と写真手前側の駆動輪・「4連機関砲」をはずしたところ) 歯数40のギア…駆動輪 歯数24のギア…「回転式4連機関砲」 歯数8のギア…「回転式機関砲」 これらのギアは互に噛んでいて、いっせいに回ります。 左右の「駆動輪」と「機関砲」はそれぞれシャフトでつながっています。 「4連機関砲」は間にモーターがあるので左右別。 写真手前側は車台に、向こう側はモーターの軸にそれぞれつきます。 |
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台座 (上部転輪の「台座」をばらしたところ) 台座の中を回転する「機関砲」のシャフトが通ります。 |
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モーターと車台 (写真は取付部品をはずしたところ) 上の写真はモデルと同じ上下位置。 (モーターの軸は向こう側) 下の2つの写真はこれをひっくり返した位置。 (モーターの軸がこちら側になり、 ブロックの上下がふつうどおり。) |
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車台 (写真は車台を順にばらしています) 穴あきブロック・ビームを上下からプレートではさんで車台とします。 長さ6のビームの一番前の穴に駆動輪の車軸が通り、 一番後の穴には「4連機関砲」のギアがつきます。 (モーターの回転軸の反対側) 横向きの長さ4のビームは、モーターにとりつけるための位置調整用。 |
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制作ノート 「戦車」といえば、やはり「無限軌道」だな、ということで『ROBOTICS INVENTION SYSTEM™』#3804のゴムの「無限軌道」を使用。 「無限軌道」をメインテーマとして、砲塔ナシでいくと、やはり「第1次欧州戦のタンク」のような形になります。 最初の試作品RB1はちょっと単純すぎて物足りない感じがしたので、作りなおしました。 歯車が全部噛み合っているのが嬉しいです。 なお、名称の「RB」は『馬鹿戦。』(↓)No.40くぅさんの作品のネーミングを踏襲させていただきました。 |
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RB2は馬鹿が戦車でやってくる。(No.284)に参加しています。 |